愛してやまない

ジャニーズが好きな10代の学生が好き勝手書いています。誹謗中傷はお止めください、お願いします。不快な内容を書いてしまっていましたら、申し訳ありませんが、そのまま読むのをやめてください。

薔薇と太陽にハマった話


嵐にしか興味がなかった私が、

ジャニーズのバラエティは面白いぞ!という記事を見てHey! Say! JUMPにハマってしまった。


嵐だけで充分お金は飛んでいくし、

嵐とHey! Say! JUMP、2つのファンクラブ掛け持ちは、金銭的にキツい。


しかし、いざHey! Say! JUMPにハマってみたら他のグループまで気になり始め、名前すらまともに言えなかった一部のグループのメンバーの名前も、今や頭に入っている。


人気が上がってきたおかげで、Hey! Say! JUMPは音楽番組によく呼ばれるようになった。

嵐だけのファンだった頃から音楽番組はよく見ていたが、JUMPにハマってから、録画でほとんどの番組を見るようになった。


翔くんが司会をしている長時間の音楽番組も、嵐やJUMPが出るからと、録画残量を空けて最後まで録画し、見れる部分はリアルタイムで見た。


そこで、ある新曲にどハマリしてしまった。

KinKi Kidsの「薔薇と太陽」である。

驚いた。二人のかっこよさに。

語彙力が無く、良さを伝えられないのが残念でならないのだが、薔薇と太陽がすぐに好きになった。


身を乗り出してテレビの真正面を陣取り、何度も何度もリピートした。

親の「また見るの?」という小言をスルーして、曲が終わったら録画を再生し、10回は繰り返した。


正直、本来の目的だった嵐やHey! Say! JUMPは、繰り返しても2回だった。

聞き慣れた曲だったのもあるとは思うが、大好きなI seekでさえ、2回しか繰り返さなかったのだ。


次の日もその次の日も、KinKi Kidsばかりを再生した。

一日5回リピートして、気まぐれに嵐を見て、また薔薇と太陽を聴く。

KinKi Kidsの新曲がそれだけ好きになった。


今まで、KinKi Kidsの知識はほぼほぼなかった。

名字が一緒で関西弁、硝子の少年とかスワンソング良い曲だよねってくらいだった。


それが、薔薇と太陽にハマってから、KinKi Kids自体も調べた。

CDを借りて、シングル曲は全部聴いて、人気の曲を調べて、アルバムも全部借りた。

勉強が忙しくてバイトを辞めてしまったばかりだったから、母親に「あんなに好きになった曲は久しぶりで、ジャニーズネットで見たMVも凄くかっこよくて、でもMVは初回じゃなきゃ見れないし映像も一部しか出回らないし、シングルだから1300円くらいなんだけど、あの、買ってほしい」って震える声で頼んだ。


メンバーのブログが見たくてジャニーズネットは有料で会員登録していたし、嵐やJUMPにかけるお金はほとんど親から出して貰っていたから、今まで興味がなかったKinKi Kidsのシングルを買ってくれと頼むのは、本当に緊張した。

自分だけが欲しがっている物を強請っている罪悪感もあった。


もちろん少し怒られて諦めかけていたが、「カードのポイント貯まってたらそれで買ってもいいよ」と許してくれた。

まだ買えるか決まってはいなかったが、母親の腕にしがみついて何度も何度もお礼を言った。

それくらい欲しい一枚だった。


結局ポイントはそこまで貯まらなかったが、シングルだから買ってあげると言ってくれた。

発売二週間前をとうに過ぎていたから、すぐに初回盤の予約が間に合うか行きつけのCDショップに電話し、初回盤を予約した。

発売日まで何度も何度もリピートし、KinKi Kidsが出る番組は全て録画した。

ブンブブーンも毎週録画で見た。


CDが発売される前日の午後には受け取りに行けるので、入荷してすぐに受け取れるよう、午後イチで駅ビルまで走った。

特典のファイルが折れたら嫌で、自転車では行かなかった。


帰宅してから、指紋を付けないよう慎重に袋から取り出し、震えた。

斎藤工さんが撮ったというジャケットが、サイトで見るより遥かに素敵で感動を覚えた。

MVは母親が仕事から帰ってきたら一緒に見よう、そう思って、また慎重に袋にしまった。


MVは、剛くんの足のステップ(Van・Cu・Vanのとこ)と光一くんのサビのダンスが好きで好きでたまらなくて、また5回リピートした。

母親にまたお礼を言いながら、笑顔でMVを見た。

そのときには既に、KinKi Kidsにハマっていた。

私は剛くん寄りだが、KinKi Kids二人を好きな前提である。

薔薇と太陽の他にも好きな曲が増え、剛くんのソロアルバムも借りたが、それはまた近いうちに書くとしよう。



私の部屋には、嵐のシングルやアルバムがずらっと並び、途中からJUMPが増え、一枚だけKinKi Kidsが混ざっている。

最近発売されたコンサートDVDは、自分で買えるまで待つことにする。

母親が乗り気でなかったJUMPのコンサートにも同行してくれたし、最低限コンサートを楽しむためのグッズ代も出してくれたから。

もうすぐ、私だけが参戦したJaponismのDVDも発売されるし、それすらも買ってくれるのだから、我が儘は言えない。


ずっと芸能人に興味のなかった私が初めて夢中になったジャニーズの良さを理解し、私と同じように嵐にハマり、私が「一緒に見よう」と強請るJUMPのDVDも一緒に見てくれる母親に感謝しながら、今日も色々な音楽番組の薔薇と太陽を聴いた。


明日は一日車で出掛けるから、車内で何を流そう。

JUMPも嵐もKinKi Kidsも、好きな曲ばかりで長い移動時間も苦にならない。